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高低差を活かして設計した「丘に建つ家」
自然な地形の高低差を活かした「丘に建つ家」の完成見学会を開催します。
プライバシーを守りつつ室内からの視線をコントロールして、開放感を感じられるように設計しています。
高低差を活かし、プライバシーを守りつつ光と景色の取り入れを両立した設計「丘に建つ家」。
シンプルな総二階のデザインですが、
一つの空間がいくつもの役を担える空間のレイヤーが幾重にも重なる大空間のような設計は、
住宅の性能を担保する施工技術があってこそ実現が可能です。
今回の見学会は「丘に建つ家」というテーマで開催いたします。「丘に建つ家」は、丘陵地にある住宅地に佇んでおり、横浜特有のなだらかな起伏のある地形の一画に位置しています。敷地周辺は、自然の地形が生んだ高低差があり、駐車場やアプローチのある玄関側は前面道路とフラットに接続しており、敷地の奥側に進むにつれて道路よりも一段高くなり、周辺への眺望が拡がり視線が抜けていくように感じられます。
敷地と道路の高低差は、時にはデメリットと捉えられるケースもありますが、今回、設計を担当した建築家は、この高低差を利点として活かすことで、室内から1日の時の流れや、四季の移ろいを感じられる空間に仕上げています。太陽の光は、1日の中でも時間帯によって上空の大気が色合いを変化させます。窓から見える街並みは、透き通った朝陽が照らす景色と街を赤く染める夕陽といった豊かな時の流れを感じさせてくれます。窓から見える空も広く感じ、夏の入道雲や秋の鱗雲など季節ごとに表情が変わる空が見える事で、まるで四季が生活の中に入り込んでくるようです。
玄関に入ると正面にあるグレーの壁は「季節を楽しみたい」というオーナーの要望に添い、季節ごとの飾りつけを楽しむことができるよう、ピクチャー・ウィンドウならぬ、家人が手づくりでもてなすピクチャー・ウオールになっています。玄関ホールから連なるウッドデッキへの大きな窓から視線が抜けていくため、玄関ホール全体が外と繋がり、開放的な印象を与えてくれます。
子供部屋の窓は、高さを壁上部に上げることで、室内からの視線を上へと角度を付けて誘導する設計で、窓からは空へと視線が拡がるように設計しています。屋外の通行人からの視線から遮り、室内からの視線を上へと誘導する設計は、プライバシーを守りつつ、光と視線をコントロールして明るい空間へ仕上げています。
LDKからは、高低差によって眼下に広がる眺望を楽しむことができます。眼下の街並みは1日の時間の移ろいを空と景色の色の変化で感じることができます。LDKにはスタディスペースも設けられており、TVを見たり料理をしたりと家族それぞれの居場所で気持ちよく過ごせる多機能な空間設計になっています。ひとつの空間が様々な役割を担う、複層的なレイヤーに設計することで住空間をコンパクトにまとめ、シンプルさと生活の中に目に見えない余白とゆとりを生み出します。
バスルームとパウダールームとクローゼットを連続させることで、家事動線が短くなるように工夫されています。本来住人のみが使うスペースですが、動線と一体化させることで、ここでも限られた空間に多機能なレイヤーが設計段階で組み込まれています。まさに固定観念に捉われない現代の生活スタイルにあった設計といえます。
バウハウスデザインでは、眺望や条件など土地が持つポテンシャルを活かし、引き出す設計で住宅を提供しています。多機能なレイヤーを持つ大きな空間や広い土間、大きなサッシ窓を設けつつ、どの部屋にいっても一年中快適な室温が保たれるのは高い断熱性能があってこそ。
デザインと性能を両立させたバウハウスデザインの家をぜひご覧ください。この完成見学会を通じて、敷地や立地条件を活かした設計の工夫や、快適な室温を実現する断熱性能をご体験ください。
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