MODEL HOUSE

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モデルハウス「多機能な光庭の家」

建築家・戸田悟史氏設計による、Lightwell(光の井戸)が特徴的なモデルハウス

「豊かさ」という価値を暮らしの中にデザインするバウハウスデザインが、
建築家と一緒につくったモデルハウスです

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BAUHOUSE DESIGNモデルハウス(設計:トダセイサクショ 施工:バウハウスデザイン)

BAUHOUSE DESIGNモデルハウス写真

モデルハウス・ストーリー

「土地の不利に対して建築家と挑む」

バウハウスデザインのモデルハウスは、閑静な住宅街一角で約8mの接道幅の長方形45坪の敷地に建っている。
土地のデメリットとしては道路側が西向きであること。建築設計上、夏季の西日の進入は室内の温熱環境を悪くするため、窓などの開口部は積極的に設けることは無い。この敷地は、西側以外の方角は隣地に囲まれており、日照の確保が難しいというデメリットを持っていた。

もうひとつのネックは「第一種高度地区」「道路斜線・北側斜線」の制限。
これは地域に日照や採光、通風などを確保するための自治体で定められた高さ規制。「第一種高度地区」は、基準の中で最も厳しく制限されている。このような規制がある中で、南側の採光を得ようとすれば建物を北側に寄せるのが定石。

しかし、北側に寄せると高度斜線の影響で建物の高さを低くしなくてはならない。
この土地の場合、民法上の最小の離れ(隣地から50cm)で北側に建物を寄せた場合、北側の屋根の高さが5.5m程度まで下げなくてはならない状況だった。通常、2階建ての屋根の高さは6.5m程度であるため、1mほど下げなくてはならない敷地条件であった。この2つの不利な条件の中、バウハウスデザインの要望を受け設計に挑んだのが、建築家戸田悟史だった。

「バウハウスデザインの要望」

この敷地の条件の中、バウハウスデザインのモデルハウスとしての要望は「リビングは1階にして欲しい」と「道路から見える家のファサードはボックス形状にして欲しい」だった。この2つの要望が、この敷地の不利に対して最も厳しい条件になってしまった。まず、四角いファサードを保つためには建物を北側に寄せることができない。北側に寄せれば、北側の一部の屋根を下げなくてはならないためボックス形状を保つことができなくなる。結果として南側に建物を寄せることになるが、この場合、南側からの採光が取れなくなるという不利と対峙しなくてはならなくなった。1階にリビングが欲しいという要望が、さらに戸田氏を悩ませる条件となっていた。

「光庭(Lightwell)という戸田氏の解決策」

不利な条件とモデルハウスの要望を同時に解決するアイデアが「光庭を配置する」だった。南西側の建物の角に配置された光庭が解決策となった。モデルハウスの外壁は、黒のガルバリウム鋼板だが光庭の内側の壁は白の塗り壁。そして坪庭側には大きな窓を配置した。東から昇ってくる太陽の光は、光庭の白い壁に反射し室内取り込まれる。光庭側には吹き抜けも配置し、昼間はずっと反射光が入り続けるという設計となった。反射光は直射日光とは異なり日差しの角度による影を作らず安定的な明るさをもたらしてくれる。光庭の設計により、西側から見える外観は「窓のないシンプルなボックス形状」となった。これにより「リビングは1階にして欲しい」と「道路から見える家のファサードはボックス形状にして欲しい」という2つの要望が叶えられた。

Lightwell図解

「多機能な坪庭の家」

①開放性をつくり出す
坪庭の先には外壁があり、ダイレクトには外を望めない。これを建築家は中間領域と言っている。中間領域とは、外でもなく中でもないという中間的な空間。外壁に囲まれることで実際は外の坪庭が中に感じられる。実際の広さより広く感じる効果を創りだしている。

②四季折々の光の入り方で楽しませる
春夏秋冬と太陽の高度は変化する。その変化によって坪庭から差し込む光の角度も変化する。夏季は高い高度から鋭角に光が差し込み、冬季は低い高度からロングテイルに部屋の奥まで暖かな光が入り込む。時間帯によっては幻想的な光が入り込み、住む人に楽しみを与え季節感を感じさせてくれる。

③景観をつくりだす
坪庭には、いくつかの植栽を植えた。常に緑の景観を保つ常緑のヤマボウシ、秋には真っ赤な紅葉で季節感を与えてくれるドウダンツツジ、梅雨時には大きな花を咲かせるカシワバアジサイ。窓から望む坪庭の植栽は、都市型で囲まれた敷地の環境の中で室内に緑をもたらしてくれる。

④プライバシーの確保
坪庭側の窓にはカーテンがない。道路側にも関わらず、坪庭という中間領域が緩衝材となり外から直接内部が見られない設計となっている。窓の高さも絶妙に設定され、中からは開放感を感じつつ外からはプライバシーを保つという極めて合理的な設計となった。

「性能から導き出す設計」

『楽しくないと家じゃない』と考えるバウハウスデザインは、どんなにデザインが良くて間取りが広くても、夏暑くて冬寒い家は提供しない。温熱環境の悪い家は楽しくないと判断するからだ。バウハウスデザインのモデルハウスは、エアコン1台で全館冷暖房を達成している。Ua値:0.44W/m²k C値:0.2cm/m²という高気密高断熱の住宅性能が可能とする設計の考え方がある。

吹き抜けを設け間仕切りを少なくした可変性のある間取りの実現。エアコン一台で全館冷暖房を実現する場合、住宅性能を飛躍的に上げると、吹き抜け配置し間仕切りを少なくして家全体の空気がサーキュレーションしやすい設計になる。結果、廊下などのデッドスペースがなくなり、リビングイン階段を採用するなどLDKの範囲を大きくすることができる。上下の温度差も少なくなり、階段の行き来のストレスがなくなる。建築面積を小さく建てても一年中、全エリアを活用して広くアクティブに暮らすことができる。

「統一感のあるインテリア」

統一感のあるインテリアデザインに欠かせないポイントは素材と色のリンク。モデルハウスの床材はオーク材を使用している。床をオークにすることで、カウンター材やダイニングテーブル、テレビのデッキや階段材に至るまでオーク材で造作。経年変化が同じ色で変化し、統一感が生まれる。オークを基調としたデザインに白いキッチンや扉、黒の鉄骨階段や薪ストーブなどモノトーンで調整している。色をリンクしていくことで、設備や家具など様々なものがありながらも統一感を生み出すことができる。あまり多くの素材や色を入れずシンプルにインテリアコーディネートをすると観葉植物の緑がアクセントとなる。窓の外に配置した植栽は、インテリアの観葉植物とリンクし引き込まれ暮らしに彩を与えてくれる。

「ライティングデザイン」

照明計画が住まいの印象を変える。モデルハウスは、昼の顔と夜の顔が大きく変化する。キッチンから見える窓から全て植栽の緑が飛び込んでくる設計となっているが、この植栽計画が一番映えるのが夜。天井のダウンライトのすべて消すと、植栽をライトアップしているあかりが部屋の中に入ってくる。あとは、間接照明で補助的に明るさを足してあげると幻想的な雰囲気に変化する。昼間の植栽の緑も良いが、夜ライトアップされた植栽はひときわ景観として際立ってくる。玄関アプローチの照明計画も大切だ。夜、仕事帰りに帰ってきたときに住まいが美しくライトアップされていると明日へのモチベーションになったりする。玄関までに幻想的なアプローチを抜けて帰宅する時が至福の時間になればと。バウハウスデザインの家づくりは、建築家と共に住宅デザイン、外構・ガーデニングデザイン、インテリア・照明デザインはトータル的に考察していく。

建築家の視点「BAUHAUS DESIGNモデルハウスを考える#01 / #02」

アーキテクトマガジン「AND ARCHI」にモデルハウスの担当建築家・戸田悟史氏による貴重なセルフ分析記事を掲載しています。
AND ARCHIでモデルハウスをさらに深堀りしてください。

#01. ライトウェルハウスができるまでのストーリー

モデルハウスを建築するにあたり設計を依頼した建築家・戸田悟史氏。彼がどのように土地と向き合い、その弱点や盲点を分析し、様々な制約を乗り越えて、コンセプトとなる「ライトウェル(光の井戸)ハウス」を導き出したのか、その視点をリプレイする。

「ライトウェルハウスができるまでのストーリー」

#02. ミニマムでシンプルなデザインは経年劣化しにくい

建築家によるセルフ分析第二弾。モデルハウスの設計ポイント、間取り、見どころまで建築家戸田悟史氏にセルフ分析して頂いた。

「ミニマムでシンプルなデザインは経年劣化しない」

建築家/戸田 悟史[ トダセイサクショ 一級建築士事務所 ]


モデルハウス内覧(予約制)随時受付中!

モデルハウス建て替え中のため、見学受付を一時休止しております。新モデルハウス完成まで暫くお待ちください。

新モデルハウス建築工事期間中は、毎月オーナー宅にて開催しております見学会をご利用ください。建築家の設計と住宅性能を体感することができる見学会のイベントは下記リンクより、ご覧いただけます。

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